【朝晩むくみが気になる】むくみの原因と対策を解説【浮腫の危険性】
こんにちは
はり・きゅう・マッサージ院 翔です(o^―^o)ニコ
今回は、身体のむくみ気になりませんか?
そもそも浮腫んでいても気になっていない方も多く、当院にお越しいただいたときに気づく方も少なくありません。
むくみも危険性や身体への影響、原因をご存じない方がほとんどですのでしっかり解説して、何かの参考になれば幸いです。
では、行きましょう↓
目次
- ○ むくみって?
- ○ むくみの原因
- ・長時間立ったり、座ったり
- ・栄養失調
- ・ネフローゼ症候群・肝硬変
- ・下肢静脈瘤・深部静脈血栓症
- ○ リンパ浮腫
- ・心不全
- ・その他
- ○ むくみの対策
- ・運動・ストレッチ
- ・マッサージ
- ・自分で何をしても治らないむくみは病院へ
- ・栄養バランスを良くする
- ・身体を冷やさない
- ○ まとめ
むくみって?
むくみとは…
いわゆる『腫れ』とは違い、皮膚の下に水分が溜まった状態です。
もともと血管内にある水分が、何かしらの原因で染み出してしまったり、
しっかり水分を回収できていないことで、どんどん水分が溜まってしまったり、
むくみが発生すると、足がだるくなったり、疲労しやすくなったり、冷え性になったりします。
場合によっては、足だけでなく、顔にむくみが出てしまうことがあります。
むくみの原因
むくみの原因となるものは様々です。
今回は、主流なものを取り上げて解説していきます。
長時間立ったり、座ったり
長時間立ったり、座ったりすることで、足元の血液が停滞し、いらない水分が回収しにくくなっていきます。
加えて、もともと血液循環が悪かったり、冷えていたりすれば、むくみはひどくなりやすいです。
むくみが起こる前から、筋肉をしっかり動かしていれば、筋肉がポンプのように働き、水分が溜まるのを抑えてくれます。
立ったり座ったりが長くなった際には、おうちに帰ってから寝た状態で、足を少し上げておけば、次第にむくみが治まっていきます。
栄養失調
栄養が偏っていたり、そもそも栄養の摂取不足になっていると、むくみは起こりやすくなります。
栄養が足りなかったり過剰になっていると、血管の中に水分を保っておく機能が正しく働く無くなって、勝手に血管の外へ水分が漏れてしまいます。
水分が多すぎるとむくみが発生すると思っておられる方も多いですが、足りない場合もむくみは起こりますので、正しい水分摂取を行って健康状態を保ちましょう。
ネフローゼ症候群・肝硬変
アルブミンというホルモンが、血管の中に水分を保つ役割をしています。
・ネフローゼ症候群によって、腎臓からアルブミンが尿に漏れてしまったり、
・肝硬変によって、アルブミンが作れなくなったり、
することで、むくみがひどく出てしまうことがあります。
ネフローゼ症候群や肝硬変は、程度によって違いますが治すのが難しい病気でもあるので、病気にならないように予防しておくのがいいです。
下肢静脈瘤・深部静脈血栓症
足の静脈の逆流防止用の弁が壊れ、血液がうまく心臓に帰らなくなる病気である下肢静脈瘤や、
静脈の中に血栓ができて、流れが妨げられてしまう深部静脈血栓症になると、
血管の中に血液が溜まりすぎて、血管の壁が押し広げられ、薄くなり水分が周りに出ていきやすくなる。
そのため、自然とむくみが起こりやすくなります。
下肢静脈瘤や深部静脈血栓症は気を付けていても、その病気になってしまう場合があるため、なってしまった場合は病院に相談をしてみましょう。
リンパ浮腫
ガンの手術などでリンパを取ることがあります。
リンパを取ると、リンパ管から心臓へ戻っていく水分が戻れなくなり、取ったリンパの領域にむくみが発生します。
これは、通常のむくみと違い、リンパが取られて無くなっているため、通常のマッサージをしたり、水分を流そうとしてもなかなか流れてくれません。
この場合、病院に相談するか、リンパ浮腫専門のマッサージを受けるかして、対策しましょう。
しかし、一時的によくしても無くなったリンパは戻ってこないため、むくみが一定期間ごとに発生してしまいます。
心不全
心臓の動きが弱ると、血管の中に血液が溜まり、その中にある水分が血管の外に染み出してしまいます。
また、心臓からはBNP(B型ナトリウム利尿ペプチド)という、尿の排出を促す作用のあるホルモンが出ています。
BNPが心臓から出にくくなれば、尿が出にくくなり、水分を外に出す方法が少なくなってしまいます。
すると、浮腫が出てきてしまいます。
心臓は、悪くなりすぎると取り返しがつかないこともありますので、何か心臓の不安がある方は『循環器内科』に行ってみましょう。
その他
薬や炎症、腫瘍など他にも多くの物や病気がむくみを引き起こします。
多すぎて紹介できないので、今回はこのくらいにしておきます。
他にもこんなのはどうなんですか?などの質問はLINEなどで受け付けております。
いつでもご相談ください。
むくみの対策
むくみの原因がたくさんあるのは分かりました。
では、むくみになりたくない、もしくは、むくみがあるときに出来ることはなんでしょうか?
運動・ストレッチ
筋肉を動かして、ポンプのようにすることで、血液循環を良くしていきましょう。
最初から辛いことをしなくてもいいです。
ストレッチなど負荷の低いものから始め、次に軽い運動、その次に高負荷の運動のように、順を追ってやることで継続できるようになっていきます。
むくみを治すついでに、筋肉が鍛えられ、痩せやすい身体を手に入れたり、老後の健康を手に入れたりできるのも、運動やストレッチのいいところです!
マッサージ
自宅マッサージでもお店のマッサージでもいいですが、身体に溜まった水分や老廃物を押し流してあげることで、身体からいらないものを出せるようにしておけば、どんどん健康になっていきます。
いらないものがたくさん溜まった身体は、重いですし、正常な機能が働きません。
うまく動かせているつもりでも、もっと軽快に身体を動かせるかもしれません☆彡
まずは自分でマッサージをはじめ、流せないところはお店に任せるのでもいいですね!
自分で何をしても治らないむくみは病院へ
病気のむくみは、自分で何かやってもなかなか変化が見られません。
「なかなか治らないなー」と思ったら、一旦病院へ行きましょう。
臓器の機能が落ちている場合は、他の症状も出ている場合も多く、むくみだけでなく様々な症状が一緒に起こる場合は、特に危険です。
栄養バランスを良くする
バランスの良い食事をすれば、治るむくみもあります。
特に、水分が足りずにむくみが起こっていたり、カフェインやアルコールなどを飲みすぎていたりする方が多いです。
食事だけでなく、飲むものにも意識を向けてみれば、案外簡単に解決するかもしれません!
加えて、塩分過多にも注意です。
塩分が多すぎると、身体の水分は塩分を薄めるために身体の中に停滞します。
塩分は、むくみだけでなく、他の臓器にも負担をかけますので、健康になりたいのであれば、ある程度調整してみましょう。
身体を冷やさない
身体が冷えると、筋肉が硬くなったり、血液循環が悪くなり、身体の水分が出ていきにくくなります。
一旦冷えた身体はすぐには温まらないので、冷やさないことを徹底して、冷えてしまった場合には温め、固まった筋肉を柔らかくしてあげましょう。
冷えは、身体の不調の大きな大きな原因になります。
冷えを、予防し、しっかりとした対処が出来れば、よりよい生活が待っています!
まとめ
むくみは、他の病気のサインだったり日常生活に大きくかかわってくる症状の一つです。
身体のだるさを感じたり、不調を感じた際は、何かのサインだと思っていただければ、病気になる方も減っていくかもしれません。
今回解説したむくみは、原因と対策を知っていれば未然に防ぐことのできるものなので、このブログが参考になれば幸いです。
彦根市の鍼灸マッサージ院である、はり・きゅう・マッサージ院 翔では、鍼灸や骨盤矯正を中心に患者様のお悩みに合わせた施術をオーダーメイドでしていますので、なんでもご相談ください。
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