【便秘でお悩みの方必見】便秘の危険性と対策について
こんにちは
はり・きゅう・マッサージ院 翔です(o^―^o)ニコ
今回は、便秘に関してです。
筆者は、下痢に悩まされておりますが、当院では便秘に悩んでおられる方の方が多く来院されるので、便秘の解説をしていきます。
目次
- ○ 便秘の原因
- ・我慢しすぎ
- ・運動不足
- ・ストレス
- ・食習慣
- ・水不足
- ・ホルモン
- ○ 便秘の危険性
- ・免疫機能の低下
- ・いぼ痔・切れ痔
- ・糞便塞栓症
- ・心臓病・脳血管疾患
- ○ 便秘の対策
- ・生活習慣を整える
- ・食事に気を配る
- ・運動をする
- ・ストレスを発散する
- ・水分補給
- ・病院や治療院に行く
- ○ まとめ
便秘の原因
便秘と言っても、その原因は様々。
ここでは、便秘の原因を解説していきます。
我慢しすぎ
仕事や友達と遊んでいたりして、排便タイミングを逃したり、故意に我慢することが続くと、排便反射が起こりにくくなり習慣的な便秘になります。
便が硬くなって出なくなる場合もあるため、トイレに行きたくなったらすぐ行くことが一番です。
硬くなった便は、肛門を傷つけることもあり、痔の原因にもなります。
どうしてもの場合は仕方ないですが、できる限り我慢は避けましょう。
運動不足
運動不足による血流の滞りは、腸運動にも影響を与えます。
腸が硬くなって動きにくくなる前に、程よく動いて腸にも刺激を与えてあげましょう。
また、運動不足で腹筋が弱くなっていけば、いきむ力も弱くなり排便の時に、しっかり出し切れないことも便秘の原因になります。
日ごろから身体の筋肉をつけて、腸の調子を整えておきましょう。
ストレス
ストレスがたまると、腸は過緊張を起こし、うまく便を送ることが出来なくなってしまいます。
腸はリラックスしている時に活発に動きます。
溜まったストレスは発散し、リラックスタイムを作ってあげましょう。
食習慣
毎日食事の時間が違ったり、偏った食事になっていると便秘は引き起こされます。
特に、ダイエットをして食事の量が極端に減ったりすれば、身体は正常な機能を失います。
一日に必要なものはしっかり摂り、快適な排便を行えば、代謝も上がり痩せやすくなります。
ダイエットは食事だけでなく、運動も加えて行いましょう。
水不足
水が不足していると、便から水分が吸収され、カチカチの便になり、腸内をスムーズに移動できなくなります。
腸の滞在時間が長ければ、カチカチの便からまた水分が吸収され、どんどん移動が難しくなっていきます。
硬い便は腸内を傷つけることもあり、移動するときに激しい痛みが伴うこともあります。
こまめに水分補給して、腸内に水分が行き渡るようにしておきましょう。
ホルモン
女性は、生理前に黄体ホルモンというホルモンを分泌する期間があります。
黄体ホルモンは、腸の蠕動運動を抑制し、便から水分を吸収する作用があります。
そのため、黄体ホルモンが分泌される時期には便秘が起こりやすくなります。
ホルモンの影響なので仕方ありませんが、できる限りその他の排便しやすい条件を整えておきましょう。
便秘の危険性
便秘は、直ちに命を脅かすようなものではありませんが、程度によってはかなり危険になってきます。
危険性を知って、便秘の対策に努めましょう。
免疫機能の低下
腸内には、たくさんの細菌が住んでいます。
便秘になることで、腸内環境が悪くなり、『腸管免疫(腸から細菌やウイルスが入らないように防ぐ機能)』が正しく働かず、普段かからないような病気になったり、腸内の毒素が身体を巡ってしまうこともあります。
現在コロナウイルスによって世界が脅かされていますが、便秘で腸内が整っていなければ、感染しやすくなってしまうかもしれません。
いぼ痔・切れ痔
便が硬くなることで、肛門周囲の血流が悪くなり「いぼ痔」になったり、肛門が切れてしまって「切れ痔」になってしまうことがあります。
痔になると、座るのが辛くなったり、ふとした時に痛みが走り、生活にも影響を及ぼします。
また、排便時に痛みが生じるため、我慢してしまい余計に痔を悪化させてしまうこともあります。
痔になる前に、対策を打っておきましょう。
糞便塞栓症
いわゆる『糞詰まり』という症状で、長期にわたる便秘によって、大量の便がカチカチになり、自力で排泄するのが難しくなったり、浣腸や下剤が効きにくくなる症状です。
糞便塞栓症になってしまうと、肛門科でお医者さんの指先や器具でかき出してもらう他ありません。
また、あまりにもひどくなれば、難治性の潰瘍が腸内に起こったり、腸閉塞になったりと、大変危険な病気になりますので、単なる糞詰まりと甘く見るのはやめましょう。
心臓病・脳血管疾患
硬くなった便を出すためにいきむことで、血管や心臓に負担がかかり、心臓病や脳血管疾患になるリスクが膨れ上がります。
排便は、一日1回以上出るのが理想で、これより回数が少ない方は要注意です。
他の病気でお薬を飲んでいる場合、お薬の副作用で便秘になることもあります。
便秘が気になる場合は、お薬について主治医に相談してみましょう。
便秘の対策
便秘の対策は、健康につながる近道です。
ではどんな、対策があるのでしょうか?
生活習慣を整える
規則正しい生活は、自律神経を整え、自律神経で動いている腸も整います。
食事時間や排泄時間、就寝時間をある程度決めて行動していきましょう。
そうすれば、自然と便秘は治っていくかもしれません。
(排泄時間になったら、便が出なくてもトイレに行くだけでいいです。)
身体に生活リズムを覚えこませましょう。
食事に気を配る
食事のバランスや量に気を付けて、排泄しやすい身体を作っていきましょう。
消化不良が起こりにくいようにしておくだけでも、便秘は予防できたりしますので、少しでも変えていけるところがあれば、積極的に変えていきましょう。
運動をする
運動をすることで、腸の血流を良くしたり、腸運動を盛んにしていけば、より排泄がしやすくなります。
特に腹筋を付けて、腹圧を高めて、便を押し流せるようにしておくとより良いです。
ストレスを発散する
ストレスが溜まって、腸の動きが悪くなる前に、趣味などでストレス発散していきましょう。
どうしても取り切れないストレスは、気にしすぎないように他のことを考えて紛らわせておきましょう。
人によってリラックスできることは違うので、自分のやり方で大丈夫です。
水分補給
水分をしっかり摂って、腸内で便がカチカチにならないようにしておきましょう。
水分は、どの生物にとっても大事なものです。
人間の身体は、約60%が水分です。
極論ですが、水分がしっかり供給されていれば、身体の60%は健康で居られるという心持ちで、水分補給していけば水分補給が辛くなくなるかもしれません。
病院や治療院に行く
自分でどうしようもなくなったり、原因が分からない場合は、素直に病院や当院のような治療院に相談していただけるとありがたいです。
手遅れになる前に、対策を打ち、早めの治療で早く治していきましょう。
まとめ
便秘は、ひどくなれば命をも脅かす症状になります。
便秘の酷さが限界に達する前に、様々な原因と危険性、対策を知って、便秘への理解を深めていただければ幸いです。
彦根市の鍼灸マッサージ院である、はり・きゅう・マッサージ院 翔では、鍼灸や骨盤矯正を中心に患者様のお悩みに合わせた施術をオーダーメイドでしていますので、なんでもご相談ください。
便秘や排泄に関しての相談はもちろんの事、助産院NORIKOと提携しておりますので、女性特有のお悩み、子ども特有のお悩み、妊娠、出産、産後のお悩みにも対応いたします。