【指の痛みがある方必見】指の痛みの原因と対処法の解説[ばね指、へバーデン結節、ブシャール結節]
こんにちは
はり・きゅう・マッサージ院 翔です(o^―^o)ニコ
指の痛みは、強くなると日常的な生活の小さな動きで痛みが起こり、場合によっては生活がままならなくなります。
痛みが起こるだけならいいのですが、指の関節が変形したり、骨が癒着し関節自体が動かなくなったりすることもあります。
そんな指の痛みについて、今回は解説していきたいと思います。
目次
- ○ 指の痛みはなぜおこる?
- ○ 指の痛みの原因
- ・腱鞘炎
- ・ばね指
- ・関節炎
- ・リウマチ
- ・へバーデン結節・ブシャール結節
- ・手根管症候群
- ・怪我
- ○ 指の痛みの対策
- ・使い過ぎない
- ・痛みが起きたら使わないようにする
- ・病院に相談する
- ・サポーターなどで動きを助ける
- ・マッサージをする
- ・温める
- ○ まとめ
指の痛みはなぜおこる?
指の痛みは、関節の炎症や神経の圧迫、骨の変形によるものによって、引き起こされる症状です。
手を使えば、それだけ関節に負担がかかり、その影響が出てきます。
負担が大きければ大きいほどに関節への負担が大きくなり、大きくなった負担は年月が経てば身体を蝕み、身体の変化を生みます。
身体が大きく変化する前に対策をすれば、影響が少なくなり、その後の生活を楽に過ごすことができます。
指の痛みの原因
痛みの原因となる病気の紹介をここで紹介していきます。
腱鞘炎
指の使い過ぎによって、筋肉に炎症が起き、動かしたりする際に激痛が走ったり、動かさなくても疼く症状です。
腱鞘炎がひどくなりすぎれば、腱がどんどん肥大化し、腱鞘に引っかかるようになります。そうなれば、ばね指という症状です。
腱鞘炎は、使い痛みなので使っているうちは治りにくく、長く患うことが多い症状でもあります。
PC作業や家事など、指や腕を良く使うような事をするとなりやすいので、そのような動作をしないことが一番の治療になります。
ばね指
ばね指は、腱鞘炎でも紹介しましたが、腱が腱鞘に引っかかることで起こる症状です。
肥大化してしまった腱は治ることはなく、治療法は手術で取り除く他ありません。
最悪の場合は、指が曲がったまま動かなくなったりするので、ばね指になる前にしっかり治療して、ならないように予防しましょう。
関節炎
関節内に炎症が起き、痛みが生じる症状です。
炎症は、細菌やウイルスによるものや関節を使い過ぎることで起こるものがあります。
関節炎になった場合は、激しい痛みと関節の腫れが特徴になります。
原因は何であれ、関節に炎症が起きたときには、すぐに病院へ行きましょう。
抗生物質などで早めに治療しておけば、関節の変形は最小限に抑えられます。
リウマチ
リウマチは、自己免疫が何かしらの影響で自分の関節を攻撃してしまう病気です。
症状がひどくなると、関節が変形し、指の関節がくっつき動かなくなったり、緩んだ状態になってしまいます。
また、リウマチは関節だけの症状ではなく、全身に症状が出る病気なので、貧血や微熱などが出ることもあります。
リウマチには、抗リウマチ薬などを飲んで対策するしかないですが、鍼灸などで、こわばり・痛みを少しでも軽減することは可能です。
へバーデン結節・ブシャール結節
手の指の第一関節、第二関節に痛みが起き、変形が起きる症状です。
場合によっては痛くないものもありますが、基本的に指先に力が入ると痛みが起き、生活にも支障が出てきます。
早めに病院で相談することで、変形が抑えられることもあるので、早めに治療に行きましょう。
手根管症候群
手根管(手首の靭帯出来たトンネル)に通っている神経が抑えられてしまい、手にしびれや痛みが起こる症状です。
ひどくなれば、手の動きが悪くなり、握力が無くなったりします。
手根管の周りをマッサージや鍼で緩めたり、手術で押さえられている原因の部分を取り除くことで症状が軽減されます。
怪我
骨折や突き指など、怪我による痛みは組織が治るまで痛みが続きます。
骨折や突き指は、固定すれば治りが速くなりますが、動かしているとなかなか治りません。
後遺症が残らないように早めに治しておくのがいいですよ!
指の痛みの対策
指の痛みは、直ちに命にかかわるものはほとんどありませんが、日常生活に支障をきたします。
ここでは、そんな指の痛みへの対策を紹介します。
使い過ぎない
指の関節に大きな負担をかけすぎないようにすることで、関節自体が炎症したり、変形するのを予防しましょう。
中には筋肉が原因になって起こる指の痛みもあります。
筋肉の疲労も溜めすぎないようにしておきましょう。
どうしても使いすぎてしまうような方は、おうちで腕や手をしっかりマッサージや温め、ケアしておきましょう。
痛みが起きたら使わないようにする
関節に痛みが起き始めたら、すでに変形が始まっていたり、炎症が起こっているため、使えば使うほど悪化します。
ひどくなってしまって、変形が強くなれば治すことができなくなります。
あまりにひどくなる前に、使うことを控えておきましょう。
病院に相談する
指の痛みが起きたら、病院に行き、関節がどうなっているのか調査しておきましょう。
関節炎などは病院で相談しないと、関節内で細菌が繁殖し、どんどん悪化していきますので早めに対処しておきましょう。
リウマチなども進行する前に対処すれば、ある程度進行を抑えられる可能性が高くなります。
サポーターなどで動きを助ける
サポーターを付けることで、痛みが落ち着いたり、悪化しにくいようにできます。
サポーターにもよりますが、過信はよくありません。
サポーターを付けたから動かせるわけではなく、あくまで補助するものとして利用ください。
また。つけ方を間違えたりすれば悪化を加速させる可能性もあります。
マッサージをする
マッサージをすることで、指に流れる血流量を上げ、治癒力を高めると治るのを助けます。
また痛みを軽減したり、こわばりを取り、動きをスムーズにすることもできます。
ただし、炎症が起こっている時にマッサージをすると、反って悪化することもあるため注意が必要です。
温める
温めるとマッサージ同様に血液循環を良くすることができます。
マッサージよりも自宅では手軽にできますので、よりおすすめですが、マッサージと同じく悪化する恐れもあるので注意が必要です。
まとめ
今回は、指の痛みについて解説していきましたが、指の痛みはついつい放置してしまい、悪化しがちな症状です。
正しく指の痛みの原因と対策を知り、悪化させないように専念しましょう。
変形が強くなってしまってからでは、手遅れですので注意しましょう。
彦根市の鍼灸マッサージ院である、はり・きゅう・マッサージ院 翔では、鍼灸や骨盤矯正を中心に患者様のお悩みに合わせた施術をオーダーメイドでしていますので、なんでもご相談ください。
指の痛みに関しての相談はもちろんの事、助産院NORIKOと提携しておりますので、女性特有のお悩み、子ども特有のお悩み、妊娠、出産、産後のお悩みにも対応いたします。