【膝の痛みがある方必見】膝の痛みの原因と対処法について解説!!
こんにちは
はり・きゅう・マッサージ院 翔です(o^―^o)ニコ
日常生活の中で、大きな影響を与える膝の痛み。
お悩みの方もかなり多いと思います。
そんな膝の痛みの原因と対処法を解説していきます。
目次
- ○ 膝の痛みの原因
- ・変形性膝関節症
- ・半月板損傷
- ・靭帯損傷
- ・ランナー膝(腸脛靭帯炎)
- ・ジャンパー膝(膝蓋腱炎)
- ・鵞足炎(がそくえん)
- ・その他[緊急を要するもの]
- ○ 膝の痛みの対処法
- ・運動
- ・ストレッチ
- ・病院の早期受診
- ・サポーター
- ・鍼灸やマッサージ
- ○ まとめ
膝の痛みの原因
膝の痛みには、基本的に原因があり、そのほとんどが対処可能なものです。
しっかり原因を把握し、正しい対処で改善、予防をしていきましょう。
変形性膝関節症
膝の痛みの一番多い原因で、年を重ね、関節が変形することで起こるのが変形性膝関節症です。
50歳から60歳以降に多い疾患でもあります。
骨の変形は、関節自体に負担をかけることで、徐々に進行し、変形がひどくなれば、骨は棘のようになり、痛みが激しく起こります。
そうなれば、歩くことも難しくなり、日常生活を送る事すら厳しくなります。
一度変形した骨は戻ることはなく、変形した個所は炎症を起こし、水が溜まったりすることで、正座などはできなくなります。
膝の痛みで、歩くことが減ると、足の筋力は衰え、関節の変形加速していきます。
変形性膝関節症は、関節の変形が始まる前に筋力を鍛え、早いうちから対処しておくことで、ある程度予防できます。
半月板損傷
膝の関節の中の内側と外側に2枚存在する半月板という軟骨組織が、傷ついたり、欠けてしまうことで起こります。
半月板は、関節の動きを滑らかにする働きがあるため、傷ついたり欠けてしまうと、膝を曲げ伸ばしした際に、引っかかり感が出始め、ひどくなれば関節内に破片が挟まってしまい、「ロッキング」という関節が曲げることも伸ばすことも出来なくなります。しばらくすると関節に挟まった破片は取れ、元に戻ります。
半月板損傷は、損傷が進むと、膝の骨が擦れ合うようになり、変形性膝関節症につながることもあります。
少しでも痛みを感じたり、ひっかかりを感じたら、整形外科に相談しましょう。
靭帯損傷
関節の安定性を保っている靭帯に、傷が入ったり、千切れてしまうことで、激しい痛みを起こします。
靭帯損傷は、激しい痛みを伴うと共に、膝の不安定性を感じます。
もし、痛みが引いても靭帯は治ったわけではありません。
靭帯自体は、回復することがないので、可能性がある場合はすぐに整形外科に相談です!
ランナー膝(腸脛靭帯炎)
太ももの外側にある腸脛靭帯に炎症が起こる症状です。
ランニングによる使い過ぎが原因になることが多く、安静にしていると痛みは抑えられ、炎症も引いていきます。
O脚など、足の外側に負担の掛かりやすい姿勢や足の使い方によって、もっと起こりやすくなってしまうため、自身の身体の使い方にも意識を向けておきましょう。
ジャンパー膝(膝蓋腱炎)
膝の皿の上下にある、膝蓋腱に炎症が起こる症状です。
ジャンプを良くするスポーツをしている方に多く、バスケットボールやバレーボールをする方に多いです。
ジャンパー膝は、使い過ぎによる痛みなので、しっかり安静にすることで炎症が抑えられ、治癒していきます。
痛みがある場合は、しっかり休めてあげましょう。
無理に動きつづけると、炎症は強くなり、痛みも多くなるので要注意です。
鵞足炎(がそくえん)
縫工筋、薄筋、半腱様筋の3つが骨に着くところを鵞足と呼び、そこに炎症が起こる症状です。
サイズの合わない靴や不適切なフォームで運動を行うことで起こることが多く、これも使い過ぎが原因となるため、安静が一番の療養になります。
靴やフォームを正し、痛みが大きくなる前に対処してしまうのが、一番良いですね!
その他[緊急を要するもの]
・骨壊死
・骨折
・骨や軟骨の腫瘍
・化膿性膝関節炎
膝の痛みの中には、激しい痛みを伴い、すぐに処置を行わないと、取り返しのつかないことになるものもあります。
膝の痛みがあれば、すぐに病院へ行くことをおすすめします。
膝の痛みの対処法
しっかりとした対処で、痛みを起こさないようにしたり、痛みを早く抑えられるようにしましょう。
運動
運動をしっかりして、筋肉を鍛え、関節自体に負担がかからないように予防しておきましょう。
現在膝の痛みが起こっている方は、激しい運動をすると痛みがより強くなったりするため、軽い運動かストレッチから始めるか、先に治療をしてから運動をするようにしましょう。
ストレッチ
関節は、筋肉の硬さや関節内の血流によって炎症が起こりやすかったり、変形が起こりやすくなります。
ストレッチで関節周りの筋肉や他の組織の柔軟性を上げ、痛みが起こりにくい身体作りをしておきましょう。
病院の早期受診
痛みや違和感を覚えたらすぐに整形外科に行くのも、予防や早く治す秘訣です。
大きな炎症や変形になる前に手を打ち、早期発見、早期治療を心掛けていきましょう。
サポーター
膝の痛みが強くなったら、サポーターを使い少しでも膝の負担を減らしましょう。
サポーターをすると筋肉が落ちたりすることを気にされますが、筋肉が落ちることよりも、悪化させて変形が強くなったり、日常生活に支障をきたす方がよっぽど悪影響なので、早めにサポーターを付け、しっかり療養しましょう。
あくまで膝をサポートするものなので、サポーターを付けたことに安心しないように注意です。
鍼灸やマッサージ
鍼灸やマッサージで、関節周りの血流をよくしたり、関節にかかる負荷を減らしたり、疲れをとって少しでも動きやすくしたりすることで、治りを早くすることは、変形を起こさない、炎症をひどくしないことにおいて重要です。
今起こっている痛みの軽減にも大きく働きかけてくれるので、私はとてもおすすめしたい治療法でもあります。
マッサージは、おうちでもやりやすいので、ぜひお試しあれ☆彡
まとめ
膝の痛みは、様々な原因からなり、自己判断はかなり難しい症状でもあります。
そのため、しっかり専門家に相談し、自分がどういった状況なのか把握したうえで、対策や対処を考えていけることがベストです。
1人で悩まず、我慢は厳禁で、自分の身体を大切に一生使っていけるようにしていきましょう。
彦根市の鍼灸マッサージ院である、はり・きゅう・マッサージ院 翔では、鍼灸や骨盤矯正を中心に患者様のお悩みに合わせた施術をオーダーメイドでしていますので、なんでもご相談ください。
今回紹介した、膝の痛みはもちろんの事、助産院NORIKOと提携しておりますので、女性特有のお悩み、子ども特有のお悩み、妊娠、出産、産後のお悩みにも対応いたします。