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【寝違えかな?と思ったら】寝違えの原因を徹底解説【読んでほしい】

こんにちは
はり・きゅう・マッサージ院 翔です(o^―^o)ニコ
 
今回は、寝違いや寝違いに似た症状について解説していきます。
寝違いになる条件をそろえないように、寝違いで生活を脅かされないようにしていきましょう!!
 

目次

寝違えは、なぜなるの?

朝起きると、急に首に痛みが走る、首が痛くて回せないといった症状を経験したことありませんか?
基本的に、寝ている状態で無理な姿勢や、起きた拍子に首を動かしたりすることで、首の筋肉や靭帯に大きな負荷がかかり、急激な炎症を起こすことを寝違えと言います。
骨の異常ではないため、レントゲンを撮っても異常は見られないため、数日間痛み止めやシップなどで様子を見ながら過ごすことになります。
痛みはかなり強いため、日常生活に支障が出ることが多いため、場合によっては仕事を休んだり、やろうとしていたことを諦めないといけなくなることもあります。
寝違えは、寝ている時の姿勢が主に原因となりますが、寝る場所の広さや寝具が身体に合っているか、睡眠の質なども関わりが深く、寝違えをしやすい方は、周りの環境を整え、自身の睡眠習慣も見直す必要があります。

寝違えの原因

睡眠時の姿勢

睡眠時に首が変な方に向いていたり、身体が大きく曲がっていたり、筋肉を過度に刺激するような姿勢で寝ている時は、特に寝違いになりやすいです。
ただ、睡眠時の姿勢は気を付けられない場合が多いため、それ以外の条件をよくしていくことを目指しましょう。

寝返りをうてているか

過度なストレスや肩こりなどで身体が硬直していたり、睡眠が浅いと寝返りがうまく打てず、長時間同じところが圧迫され続けます。
すると、圧迫された部分の血液循環は悪くなり、筋肉に傷がついたり、炎症が起こりやすくなります。
身体のどこかに痛みがある場合も、同じように寝返りが打てないことも多く、怪我などで入院生活をした後にも寝違えは起こりやすくなります。
また、寝る場所が狭かったり、隣に子どもさんを寝かせていたり、長年使った寝具で自分の身体のへこみが布団についている場合なども、寝返りは打ちにくくなり、寝違えのリスクをあげます。

寝具の柔らかさは身体に合っているか

寝具の柔らかさが身体に合っていないと、血液循環を悪くし、寝違えのリスクが上がります
柔らかすぎれば、身体が沈みこみすぎて身体の圧迫される部分は増えますし、
硬すぎれば、ピンポイントで圧迫され、身体の循環は悪くなります。
 
症状別の寝具の硬さのおすすめは、
肩が痛い、悪い方は、柔らかめがおすすめ。
腰が痛い、悪い方は、硬めがおすすめ。
ただ、体重や身長、体格に寝始めの姿勢などにより、どのくらいがちょうどいいかは変わりますので、自分が一度寝てみて快適な寝具を見つけてみてください!

枕の高さは身体に合っているか

枕の高さで、首の位置は決まるため、自分の体格やその日の状態に合わせた枕がベスト!
しかし、オーダーメイドで作った枕でも身体に合わない時はあります。
コリの状態や疲れ具合をチェックし、身体に合わせ枕を変えられるとよいですね。
低反発の枕は、頭が沈みこみ姿勢をロックしてしまうため、おすすめは出来ません。

肩こり首コリはないか

肩こり首コリがあると、寝返りが打ちにくくなったり、首回りの血流が悪く炎症が起きやすくなったりと、他にも寝違いになりやすくなる条件が揃ってしまいます。
身体のコリを取り除き、身体を柔らかくすることで、寝具に身体が合わせてくれるようにもなります。
また、寝違い以外の病気の予防になるため、筋肉は柔らかくしておくに越したことはありません。

寝違いに似た症状が現れるもの

頚椎症

首の骨と骨の間でクッションの役割をしている椎間板が、加齢などでつぶれてしまい、首の痛みや首が回らなくなる症状です。
寝違いと違い、日にち薬で治ることはないので、整形外科などに受診し、状態の把握をしましょう。

ヘルニア

椎間板が通常の位置から飛び出ることで、神経を圧迫し、首や肩の痛み、手のしびれなどの症状が出る病気です。
首が痛くて回しずらいということはほとんどないですが、症状が長くなる場合が多く、早めに医療機関に受診するのをおすすめします。

後縦靭帯硬化症

頸椎の後ろにある靭帯である後縦靭帯が、骨化し神経を圧迫することで、首が回らないといった症状を引き起こす病気です。
進行すると、手のしびれ、細かい動きができない、つまずきやすくなるといった症状も出てくるので、かかりつけのお医者様を見つけ、進行を少しでも遅らせましょう。

頸椎捻挫(むち打ち)

頸椎捻挫、いわゆるむち打ちは、事故などの衝撃で首が大きく揺さぶられ、首回りの組織が傷つくことで起こる症状です。
長期にわたり首が回らない、首が痛む、頭痛、肩こりなどの症状が現れます。
かなりの衝撃が加わっていることが多いため、無理に動かしたり、経過観察を怠ると、症状は固定化し、ことあるごとに悩まされることになります。
しっかり治療を受け、できる限りの症状改善を行っておきましょう。

髄膜炎

ウイルスや細菌感染により、脳や脊髄を覆っている髄膜や髄液が炎症を起こす病気です。
頚部硬直(首を前に倒すと痛さや硬さのため曲げることができない)が特徴として現れ、高熱や激しい頭痛を伴うことが多いです。
髄膜炎になった場合は、早期に治療を始めないと危険なため、症状が当てはまる場合はすぐに病院へ行きましょう!

ぎっくり首

急に首が痛くなり、痛みで首が動かせなくなるのがぎっくり首です。
ぎっくりと言えば腰のイメージがありますが、首の筋肉でも同じことは起こります。
寝ている際に傷がつくことを寝違いと言い、それ以外の起きている時間に起こったものをぎっくり首と言います。
筋肉に傷がついていることが原因になるため、安静にして傷が治ることを待つのが最善です。
コリが元になっていることが多いので、筋肉を柔らかくすることで予防ができます。

寝違えたときの対処法

安静にする

筋肉に傷がついている寝違えは、動かせば動かすほど症状が悪化し、痛みが長引きます。
出来る限り動かさないようにして、傷が早く治るようにしておきましょう。
痛みが引いてから、首のストレッチなどを行い、より早い回復を目指していきましょう。
シップや痛み止めで痛みを止めるのもいいですが、痛みが軽減されると、傷が治っていないのに動かして悪化することが多いため、使い方には注意が必要です。

揉まない

傷が出来てすぐに揉みほぐすと、筋肉に出来ている傷が開いたり深くなったりするため、悪化していきます。
痛みが強く出ている時は、首をほぐさず、しっかり痛みが引くのを待ちましょう。
痛みが少なくなり、首が動かせるようになったら、少しずつ揉みほぐし血流をよくしてあげましょう。

冷やさない

熱感や腫れがある場合は冷やしてほしいですが、そうでない場合は冷やすと血液循環が悪くなり、傷の治りが遅くなります
秋や冬は気温が低くなり、布団から首が出て冷えていることも多いので、冷やしすぎて悪くなってしまわないように注意です。

温めない

冷やさない方がいいと聞くと、温めたほうがいいのかと思いますが、炎症が起きた場所を温めると余計に炎症がひどくなってしまい、痛みも強くなります。
寝違えを起こしてすぐは、冷やすことも温めることもせずに、安静にすることを心掛けてください。
痛みが軽くなったら、血流をよくして早く治るように温めていただければ幸いです。

寝違えにならないためには

首を冷やさない

肩や首の筋肉を柔らかくする

疲労を溜めない

スマホ・PCなどの使い過ぎに注意する

身体に合った寝具を用意する

寝違えを何度も繰り返す人は

近くの鍼灸院や整骨院、整形外科で相談し、適切な治療と寝違いになりやすい体質の改善を行っていきましょう。
通常寝違えは起こらないものと考え、何度も繰り返しているのが異常で、私の身体はこういうものだからと割り切らないようにしてください。
寝違えを繰り返していると、首のヘルニアや狭窄症、その他多くの病気になることも考えられます。
しっかりケアして、大きな悪さが出ないような対策を打ってくださいね!

まとめ

今回は、寝違えについて解説していきました。
寝違え自体はそれほど怖いものではありませんが、似た症状を出す病気や隠れた病気があるかもしれません。
しっかり身体が良い状態を保てるように、ケアや自己努力を忘れないようにしていただけると幸いです。
 
彦根市の鍼灸マッサージ院である、はり・きゅう・マッサージ院 翔では、鍼灸や骨盤矯正を中心に患者様のお悩みに合わせた施術をオーダーメイドでしていますので、なんでもご相談ください。
寝違えはもちろんの事、助産院NORIKOと提携しておりますので、女性特有のお悩み、子ども特有のお悩み、妊娠、出産、産後のお悩みにも対応いたします。

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