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【妊活中・逆子の方必見】逆子の原因を徹底解説

こんにちは
はり・きゅう・マッサージ院 翔です(o^―^o)ニコ
 
雪が沢山降り、冷え込みも強くなっていますね。
皆様体調はいかかでしょうか?
雪かきなどで腰痛や身体を痛めてしまわないように注意です☆彡
 
今回は、逆子関して解説していきます。

目次

逆子とは

赤ちゃんは通常、頭が下を向いた状態でお腹の中にいます。
しかし、何かしらの原因で頭が上を向いた状態になっているのが「逆子」といいます。
 
逆子になる割合は、妊娠中期では30~50%程が逆子になっていると言われています。
妊娠30週では15%程が、妊娠34週では10%以下が、妊娠36週では約5%が逆子と言われています。
なので、妊娠中期で逆子と言われても、それほど心配しなくても自然に戻る可能性があります。
 
逆子と診断されるのは、妊娠30週~32週の間がほとんどです。
帝王切開の予定が決まるのが妊娠34週辺りになることが多く、それまでには治療をしなくてはなりません。
 
帝王切開の直前になって逆子が治る方もいますので、帝王切開の日程が決まったからと言ってあきらめないでください!
ちなみに私が生まれるときも直前まで逆子だったそうです(笑

逆子の原因

赤ちゃんは常にお腹の中で動きつづけており、くるくると回転しています。
その中での最後まで逆子で生まれてくる子は3%程と言われています。
 
逆子のままになってしまう原因の多くは分かっていないとされています。
ただ、お腹のスペースが狭くて戻れなくなったり羊水の量や胎児異常などが原因になることもあります。

子宮の異常

子宮筋腫や子宮奇形など子宮自体の形が変化している場合、子宮内で動けるスペースが限られてしまい、赤ちゃんが小さいときには回転できても、成長と共に大きくなり回転できなくなる可能性があります。
 
子宮筋腫は、良性の腫瘍で小さい場合は治療しなくてもいい場合がありますが、大きくなってくると生理やその他の支障が出てくるため、検査は随時行っていきましょう。
 
子宮奇形は、生まれたときから子宮の形が正常ではないことを言います。
治療できる場合は、しっかり検査を受け治療を受けてくださいね☆彡

胎盤異常

胎盤が出口である子宮の入り口を一部もしくは全体を覆ってしまう『前置胎盤』という胎盤の異常があります。
全分娩の1%と言われており、前置胎盤になっている場合は逆子にもなりやすいと言われています。
 
前置胎盤は、しっかり産婦人科のお医者様と相談し、対処をお願いしましょう。
子宮の出口を完全に覆っている場合は、帝王切開をするしかないのが少し悲しいですね.…

双子(多胎児)

元々一人分のスペースしかないところに、二人以上が入ってしまっている状況で、回転するスペースがないことが原因で逆子になっていることがあります。

羊水過多や羊水過少

羊水が多すぎたり、少なすぎたりすると逆子が起きやすくなる可能性があります。

胎児異常

赤ちゃんの発育遅延や水頭症、無脳症などの異常がある場合逆子になる可能性があります。

逆子のリスク

現代では逆子であることのリスクはほとんどなく、逆子だから発育が悪い、ママの身体が危険にさらされるということはないです。
ただ、逆子での自然分娩は難産になる可能性が高く、出産時に母子ともにリスクが大きくなるため、ほとんどが帝王切開になります。
 
帝王切開は、跡が残ってしまいますが、手術の技術や麻酔の安定性は日々進歩しており、回復も自然分娩とほとんど変わらないと言われています。
帝王切開で生まれる方は、出産全体の約20%になるため、手術自体を怖がる必要はありませんが、自然分娩を望む場合は、32週までに治療を行いましょう。

逆子の治療

妊娠30週~32週で逆子と診断されたら、お医者様に「逆子体操」のやり方を教えてもらえるはずです。※詳しいやり方は病院で教えてもらえるのでここでの解説は控えます。
胎児の状態やママの体調により教えてもらえないこともあるので、教えてもらえなかった場合はやった方がいいのか聞いてみましょう。
無理に逆子体操をするとよりお腹を張らせてしまうため、無理は厳禁です。
 
妊娠33週~34週になっても逆子が解消されない場合、専門のお医者様がいる場合は「外回転術」を提案される可能性があります。
しかし、専門医がいない場合、帝王切開のみの提案になることもあります。
 
鍼灸で逆子へ施術を行う場合もあります。
当院でも施術を行っておりますが、治療を行う場合は早ければ早いほどいいです。
鍼灸の治療は、34週を超えた場合はかなり回りにくくなってしまうため、診断されたらすぐにご相談ください。

逆子になるまでに・なったときにやれること

逆子になりたくない!
逆子になったけどできることはあるの?
そんな方へそれほど量はありませんが、やれることを上げていきます。

運動

何かと動かなくなってしまう妊娠中は、運動不足で血流や筋肉の状態が悪くなっていることが多いです。
無理に激しく動いてくださいとは言いませんが、できる限りの範囲で運動を行いましょう。
いつもより少しだけ長く歩く、腕や足回りの筋トレをするなど軽いものでかまいません。
 
妊娠中に運動をして、筋肉が減らないようにしておけば、出産後の回復がより楽になります。
骨盤を支える筋肉を鍛えれば、産後の骨盤のズレも少なくて済みますよ☆彡

マッサージを行う

マッサージを行うことで身体の血流を上げ、身体の老廃物が溜まらないようにしたり、体温を保ちやすくしたりすることで、赤ちゃんの環境をよくすることも可能です。
もちろん、ママの身体の健康にもいいですし、身体が柔軟であれば産後の回復もスムーズになります
 
マッサージは自分でやるのもいいですし、治療院へ受けに行くのもいいですね。
自分でやる場合には、足元を特にほぐしておくのがおすすめです(^▽^)/

身体を温める

身体を温めて冷えないようにしておくことで、免疫力を高めることができます
さらに、筋肉が柔らくなりますし、赤ちゃんが育ちやすく、動きやすくなるように内臓も柔らかくなります
 
あまり長くお風呂に浸かるのは身体がだるくなってしまうことがあるので、おすすめは『足湯』です!!
足元には女性に関するツボがとても多いので、足元を冷やさないことが最も重要と言えます。

お灸を行う

昔から逆子にはお灸が一番と言われており、当院でもお灸を使って施術を行います。
お灸は薬局で売っており、自宅でも出来るものですので、是非やってみてください!
お灸は熱さが選べますので、お好みのものを選んでください。わからない場合は当院に相談してください!
 
おすすめのお灸をする場所は、『至陰』『太谿』というツボです。
至陰:足の小指の爪の付け根から少し外側です。あまり外側すぎるとお灸が落ちて危険ですので、置く位置に注意です。
太谿:アキレス腱と内くるぶしの一番高いところの真ん中あたりです。あぐらのような姿勢でやるとやりやすいですね。

まとめ

今回は、逆子の原因と対策、治療について解説していきました。
逆子と言われると不安になりますが、赤ちゃんには特に影響はありませんし、それほど気にするものでもありません。
しっかり検査をしてもらい、お医者様の指示を聞きながら、自宅で自己メンテナンスをしたり、鍼灸を受けに行ったりしてみてください。
この記事が逆子で悩んでいる方や逆子になりたくない方の参考になれば幸いです(⌒∇⌒)
 
彦根市の鍼灸マッサージ院である、はり・きゅう・マッサージ院 翔では、鍼灸や骨盤矯正を中心に患者様のお悩みに合わせた施術をオーダーメイドでしていますので、なんでもご相談ください。
逆子や妊活に関するご相談はもちろんの事、助産院NORIKOと提携しておりますので、女性特有のお悩み、子ども特有のお悩み、妊娠、出産、産後のお悩みにも対応いたします。

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