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Home > ブログ > 【産後の方必見】出産による身体の不調、ズレについて解説【妊娠中の方にも】

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【産後の方必見】出産による身体の不調、ズレについて解説【妊娠中の方にも】

こんにちは
はり・きゅう・マッサージ院 翔です(o^―^o)ニコ
 
今回は、産後の方が悩まされやすいお悩みについて、まとめて紹介していきたいと思います。
産後は、骨格や筋力、ホルモンなどのバランスが崩れ、身体の不調が出やすい時期です。
また、出産直後から育児が始まるため、休んでいるわけにもいかず、余計に疲れが溜まりやすくなります。
身体が不調のままでは、心の余裕も無くなり、旦那様との喧嘩が増えたり、本来楽しめたことも楽しめなくなります。
 
大きな不調になる前に、心のゆとりがあるうちに、ケアを行い心身ともに健康を保ち、健やかな育児・家庭を保ちましょう。
では、さっそく紹介していきます↓☆彡

目次

産後の不調

産後は、ホルモンバランスが一気に崩れたり、赤ちゃんの抱っこや授乳の姿勢による負荷、妊娠出産時の内臓や身体のズレが影響して、様々な不調が出ます。
その一つ一つを紹介していきますので、自分に当てはまるものをチェックしてみてください(^▽^)/

肩こり

産前は肩こりが無い人でも、育児が始まると肩がこる方はとても多くおられます。
もちろん元々肩こりがある方は、もっとひどくなってしまいます。
 
肩こりは、育児中には当然のような症状ではありますが、そのまま放置してしまえば頭痛や不眠、身体のだるさや疲れが取れないなど、あらゆる症状の引き金になるため、溜めすぎには特に注意が必要です。
 
肩こりには、マッサージや温めることがとても効果的で、旦那様に協力していただいたり、機械を使って自宅でもケアを行うことができます。
自宅でケアをしていても取れないようなしつこいコリは、マッサージの専門家のところに受けに行くこともいいですね。
 
シップで肩こりはほぐれませんので、痛みがあるときの一時しのぎにはいいですが、肩こり自体を解消したい場合はお勧めできません。

腰痛

妊娠時からの身体のズレや出産後の抱っこなどで腰に負担がかかり、多くの方が腰痛を経験されます。
妊娠から出産までの8か月~10か月の期間には、いつもより動かなくなったり、出来ていた運動が出来なくなったりと何かと筋力が落ちやすく、身体を支える筋力が弱ってしまうことも一つの原因になります。
 
身体のズレを自身で解消するのは大変難しいですが、筋力は妊娠中から気を付けることは出来ますので、「産後から」ではなく妊娠時から積極的に筋力を落とさないように気を付けましょう☆彡
 
産後は、しっかり骨盤を支えるように『骨盤ベルト』を付けることも重要です。
しかし、ベルトの着け方を間違えていると全く効果が無かったり、逆に腰を痛めたり、骨盤をずらす原因になることも注意です!!

便秘

お腹の中に赤ちゃんがいるときに追いやられた内臓は、産後に徐々に元の場所に戻ってきます。
しかし、お腹の中の圧力がうまくかからなかったり、腸の筋肉が弱っていたりと消化能力が下がったり、便を運ぶリズムが乱れたりします。
 
腸のリズムは自律神経で調整されているのですが、どうしても育児をし始めると生活リズム、特に睡眠のリズムは崩れます
そして、生活リズムが崩れると共に自律神経のリズムも崩れていき、お腹の調子も崩れてくるわけです。
 
産後は、しっかりお腹周りの筋肉をつけ、生活リズムが崩れても腸の動きが鈍らないように気を付けておきましょう。

食欲不振

産後はホルモンのバランスが崩れ、体調や気分が優れないことが増える方が多いです。
やはり体調や気分が優れなければ、食欲も減ってしまいますよね。
 
もちろん無理して食べて、それがストレスになることは避けたいです。
しかし、母乳には栄養が必須ですし、産後の身体の回復にも食事は欠かせません。
 
≪これだけは欠かさず取っておきたい!≫そんな栄養は、『タンパク質』です。
>身体の回復、ホルモンの分泌には欠かせない栄養  

肌荒れ

産後はホルモンの乱れや生活リズムの乱れ、更に栄養を母乳や子育てに取られていきます。
あらゆる乱れに肌は敏感に反応し、どんどんと荒れていきます。
肌荒れは、後々シワの原因になってしまい、美の大敵です。
 
産後は、なかなか自分の時間を取ることが難しくなるので、お肌の手入れを行うのは後回しになりがちです。
時間取れない場合は、乳液だけでもしてみてくださいね☆彡
なぜ乳液かというと、化粧水だけでは補充した水分がすぐに気化してしまうからです。
乳液は、お肌の水分を逃がさないようにするため、化粧水よりおすすめです。
オイルでもいいですね(^▽^)/

尿漏れ・脱肛・痔

出産後は、骨盤底筋という骨盤の一番下を支える筋肉が弱り、肛門や尿道を締める力が弱くなります
そのため、力んだ際に尿漏れや脱肛などを引き起こすこともあります。
しっかり、骨盤底筋を鍛え、圧力に負けないようにしておきましょう。

骨盤底筋を鍛えるついでに、太ももの内側にある内転筋を鍛えれば、身体のバランスも整えられ一石二鳥です☆彡

冷え・むくみ

筋力の低下と共に代謝が落ち、身体の温度を保つことが難しくなると冷えが出始めます。
落ちた筋力は戻すのにかなりの時間をかけないといけないので、産前から・特に妊娠前から筋力を増やしておくと妊娠出産で冷えに悩まされることは減ります。
 
また、筋肉は静脈の中にある血液を押し流す機能もあります。
その機能が落ちてしまえば、うまく血液が心臓に戻らず、むくみの原因になります。
重力により自然と足元の血管に負荷がかかり、下肢静脈瘤の原因にもなるため、足元の筋力は出来る限り落とさないようにしておきましょう。

妊娠中に出来ること

産後から頑張る方もおられますが、妊娠中から頑張っておけば産後も楽に過ごすことができるので、妊娠中でもできることを少し紹介していきます。

運動・ストレッチ

運動やストレッチは、身体の血液循環を高めるうえで必須ともいえるほど大事です。
もちろん激しい運動は妊娠中に行えませんが、散歩やエアロバイクなど軽い運動をしておくことがおすすめです。
妊娠中には、身体を動かさないことが増え、筋力が落ちやすく、身体のゆがみや出産後の疲れやすさにつながります。
 
運動はなかなか家ではやりにくいことが多いですが、ストレッチは家の中でも十分行えます。
しっかり筋肉の柔軟性を上げることで、怪我の予防や骨盤の状態、赤ちゃんの過ごす環境もよくなります
 
筋肉を健康に保てば身体の健康度も上がり、精神面でも安定させることもできます。
筋肉を鍛えたり、減らさないようにするのは他に方法がありませんので、少ししんどいですが意識してみてくださいね!

マッサージ

マッサージには、筋肉を柔らくする効果の他に、血流の促進や代謝の向上、ストレスの軽減などの様々な効果が期待できます
旦那さんに手伝ってもらえば、スキンシップも取れますし、普段話し合えないことも話し合えるかもしれません(⌒∇⌒)

ただ、マッサージをしてはいけない場所もありますので、妊娠初期に関しては専門家に任せることもおすすめです。
お家でマッサージを行う場合は、足や腕、肩や首回りに留めておいた方が無難ですね☆彡
 
運動を行った後の疲労回復やどうしても動きたくない時のケアにも使えるので、マッサージがおすすめです!!

身体を温める

冷えは様々な病気や症状を引き起こす原因になります。
しっかり体を温かくたもち、免疫力を高め、血流が良い状態にしておきましょう。
 
温め方は、お風呂もとても良いですが、私としては足湯がおすすめです。
足元には妊娠時期に大事なツボが多く存在しており、妊娠中は足元の血流が悪くなりやすいことも合わせて、足湯をおすすめします
お風呂であればあまり長い間浸かっていると、のぼせや身体のだるさにつながりますからね…
 
普段の温めは、カイロなどもおすすめです。
基本的に冷えないことを意識して、対策してみてくださいね!

趣味に没頭する

趣味は、ストレスを溜めすぎないことに有効です。
何か没頭できることがあれば、色々と考えすぎてしまうことも予防できますね。
 
妊娠中でも大概のことは出来ますので、8~10か月の間やる事が家事だけ、仕事だけでストレスフルになっていれば、心の余裕も無くなってしまいます。
趣味がない方は、いろんなものにチャレンジしてみてくださいね!

映画や普段いけないようなところへ行く

赤ちゃんが生まれると行動範囲が絞られてしまいます。
特に静かな場所〈映画館・おしゃれなレストラン・カフェなど〉や、
赤ちゃんが小さいうちは人が多い場所〈テーマパークなど〉に行きにくくなってしまいます。
 
お子さんが大きくなってから行きたい場所の下見なんかもいいですね(^▽^)/

産後に出来ること

産後に出来ることは、妊娠中にできることと同じものも多いです。
しかし行動範囲は狭くなりがちですし、自分のことは二の次になってしまいます。
だからこそ、自分のケアを意識して、産後から体調を崩さないように気を付けおきましょう。

マッサージ

マッサージ店に行く時間が無くても、疲れた身体はしっかりケアしてください。
疲れを溜めたままにしてしまえば、大きな不調につながってしまいます。
特にマッサージは、疲労を溜めないことにおいて最も有効です。
 
[妊娠中に出来ること]でも挙げましたが、産後は赤ちゃんの抱っこなどやる事が増え、疲れが溜まりやすくなります。
しかし、人間の身体はホルモンや様々な理由から、自身の限界を超えて動けるようになります。
しかし、限界を超え肉体の限界が近づくと一気に症状が出始めます。
症状が出始めてからでは、戻すのにかなりの時間を要しますので、その前から自宅でケアを行い、たまにでいいので専門店に任せておきましょう。

運動・ストレッチ

運動やストレッチを行うことで、身体の筋力を保ち、産後の身体を早く戻すきっかけを作ったり、育児に耐えられるスタミナを作りましょう
 
ストレッチは、怪我の予防にもなりますので、柔軟な身体で健康で身体の負担の少ない育児ができるといいですね。

骨盤ベルトを巻く

妊娠中から出産にかけて、骨盤は徐々にズレていってしまいます。
産後は、ホルモンの関係で骨盤自体が緩んでいることもあり、しっかりと締めておかないと後々に大きく響いてきてしまいます。
 
>骨盤ベルトは巻き方がとても重要ですので、「とりあえず巻いておこう」で巻いていても十分な効果が得られないことがあります。 そのため、お近くの助産院や産婦人科で正しい巻き方を教えてもらい、産後の身体を支えておきましょう☆彡

食事のバランスに気を付ける

身体の回復および育児には栄養が不可欠です。
また、母乳の分泌にも食事はとても大事になってきます。
 
どんなに外から手を加えても、身体を作るための栄養が不足していたり、偏っていたりすれば、どんなに気を付けていても水の泡です。
 
水分摂取量とタンパク質の摂取量には、特に気をつけくださいね。

骨盤矯正をする

骨盤自体がゆがんだままでは、正しい身体の動きにならず、運動やストレッチの効果が半減してしまいます。
 
骨盤矯正で、正しい骨盤の位置に戻しておけば、お家で行うケアについても効果が出やすくなるので、骨盤矯正を受けに行くことも視野に入れて入れていただけると幸いです。
 
骨盤矯正だけで、産後の不調が全て取れるわけではないので、自宅ケアと合わせて行ってくださいね(^▽^)/

まとめ

さて、今回は妊娠中から産後についての不調やケアの方法について解説していきました。
症状を大きくしてしまう前に対策をしておき、育児に集中できる状態に整えて、ストレスフリーな家庭を築いていっていただければ幸いです。
皆様のしんどさが一つでも減りますように☆彡
 
彦根市の鍼灸マッサージ院である、はり・きゅう・マッサージ院 翔では、鍼灸や骨盤矯正を中心に患者様のお悩みに合わせた施術をオーダーメイドでしていますので、なんでもご相談ください。
妊娠中から産後に加えて妊活に関するご相談はもちろんの事、助産院NORIKOと提携しておりますので、女性特有のお悩み、子ども特有のお悩みにも対応いたします。

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