【マッサージ後に身体がダルイ】好転反応について徹底解説【揉み返しについても解説】
こんにちは
はり・きゅう・マッサージ院 翔です(o^―^o)ニコ
今回は、マッサージや鍼、整体などの施術を受けた後に身体がだるくなる現象『好転反応』について解説いたします。
揉み返しもマッサージや整体を受けた後に痛みが起こりますが、好転反応とは少し違うところがありますので、その違いも合わせて解説していきます。
それでは、さっそく解説に行きましょう!
目次
好転反応とは
好転反応とは、施術を受けた後に起こるだるさや発熱などの身体の反応の事です。
また、ひどい場合は発熱などの症状が出ることもあります。
好転反応は、身体の中に溜まった老廃物や毒素がマッサージや整体、鍼を受けたことにより、血液中に入り全身を巡ることにより起こります。
普通であれば自然と処理され排泄されるのですが、溜まっていた量が多い場合や身体が弱り切っていると、排泄しきれず体内に残るためにだるさや発熱、下痢や腹痛、ニキビや吐き気などの様々な症状が出てきます。
空腹時に施術を受けた場合は、エネルギーが足りずうまく身体が回復できず、好転反応が出やすくなってしまいます。
空腹のまま施術を受けた場合は、施術後におやつでもいいので食べて頂くとより好転反応が弱くなるはずです。
基本的には2~3日で治まりますので、安静に過ごしていただければ問題ないのですが、今までに溜めた老廃物の量や回復力によっては長く続くことがあります。
あまりにも長く続く場合は、感染症や別の病気の可能性もあるため、病院への受診をおすすめいたします。
好転反応はどんな人に出やすいの?
元から虚弱体質の方や疲労を溜めすぎている方には特に好転反応が出やすくなります。
痛みが出たときや不調が出ている時に我慢をしたり、痛み止めや栄養剤で何とかやり過ごしている方は、体内に疲労や老廃物が溜まったままになり、それが全身の細胞の中に蓄えられていきます。
蓄えられた老廃物は、なかなか自然に出ていきません。
そして、次第に身体を蝕んでいくため、何かしらの方法で外に出してあげる必要があります。
その方法がマッサージや整体、鍼などになります。
定期的に施術を受けることで、身体の中に溜めすぎないように対処することで、好転反応は出にくくなります。
虚弱体質の方は、施術の強さをしっかり調整しないと好転反応がどうしても出てしまいますので、身体の事についてしっかり学んでいる国家資格を持った施術者のところへ治療を受けに行ってみてくださいね☆彡
好転反応の症状を軽減するためには…
好転反応を軽減させる方法は以下の通りです。
・体を横にして休む。
・水分をしっかり飲む。
・施術を受けた日は、アルコールやコーヒー、タバコなどを控える。
・長風呂(20分以上の入浴)をしない。
特に施術を受けたその日は、安静にしてエネルギー補給をしっかり行ってくださいね☆彡
揉み返しとは
揉み返しとは、施術を受けた後に起こる悪い症状のことです。
前述した好転反応とは違い、痛みが主に出ることに加え、症状が無くなっても身体がスッキリしなかったり、施術を受ける前よりお悩みが悪化することがあります。
揉み返しという名前からわかる通り、身体を揉みほぐした後に起こりやすい症状でもあります。
マッサージや整体を受けた際に刺激が強すぎたり、無理な姿勢で施術を受けた場合に起こることが多いのも特徴です。
よく施術を受ける際に痛いくらい押すことがありますが、実はそれがあまりよくはありません。
あまり強く筋肉を押さえたり、ほぐしたりすると筋肉の繊維が傷つき、身体の中で擦り傷のような状態が起こります。
皮膚も怪我をすれば痛みが起こりますが、それと同じような状態です。
もちろん痛みが起こりやすく、場合によっては同時に内出血が起こることあるため、痛みもさらに強くなります。
揉み返しの痛みは、傷が治るまで続くため一週間程度続くことも少なくありません。
初めて施術を受ける方や、強めが好きな方は要注意です。
揉み返しはどんな人がなりやすい?
好転反応と同じで虚弱体質の方は、揉み返しも起こりやすく刺激の量には注意が必要です。
さらに、施術に慣れてない方や初めての方はどのくらいの強さがいいのか分からず、されるがままで刺激が強くなることもあるため、もし施術中痛みがある場合はすぐに施術者に弱くしてもらうように頼みましょう。
また、施術時の体調によっても揉み返しが起こることがあります。
不調がある場合はすべて施術者に伝えておいてくださいね☆彡
高齢になると、筋肉の質がどうしても悪くなってきてしまうため、刺激の強さは特に注意が必要です!
揉み返しになったら…
揉み返しになった場合は、『安静にする』これしかありません。
揉み返しの厄介なところは、「筋肉」に傷がつくところです。
皮膚の擦り傷であれば、バンソウコウや軟膏など手当の方法がありますが、体内にバンソウコウを貼ることは出来ませんし、軟膏は塗れません。
さらに、筋肉を動かすと悪化することがあり、身体の中に起こった擦り傷になるため、傷が治るまで痛みは続きます。
痛みが消えるまで、揉み返しは悪化する可能性があるので、痛みが消えるまで安静が最大の軽減策になります。
痛みが出ている時ずっと安静にすることも難しいため、揉み返しは起こらないようにするのが一番良いですね(^▽^)/
まとめ
好転反応と揉み返しは同じものと捉えられがちですが、比較してみると全く違うものです。
好転反応はない方が良いですが、身体が良くなろうとする際に出てくる反応なのであってもそれほど気にする必要はありません。
しかし、揉み返しについては、ほとんどが未然に防ぐことができるため、施術時に痛みが出る場合は弱くしてもらったり、自分の不調はしっかり伝えておきましょう。
以前に好転反応や揉み返しが起こったことがあれば、それを施術者に伝えておくと開始時から刺激の量を調整してもらえます。
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