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【花粉症の方必見】花粉症のメカニズムと対策について徹底解説

こんにちは
はり・きゅう・マッサージ院 翔です(o^―^o)ニコ
 
とても良い季節になりましたね、桜も咲き始め外に出かけるには絶好のタイミングですが、そんな時期に花粉症の方はとても悩んでおられるのではないでしょうか?
今回は花粉症の方に向けて、そのメカニズムと対策を解説させていただきたいと思います。
 
私も花粉症なので、その経験も踏まえて解説を行っていきます。
では早速行きましょう☆彡

目次

花粉症のメカニズム

花粉症とは、植物の花粉が原因となりアレルギー反応を起こしてしまう症状のことを言います。
花粉症の出る植物は人により異なり、主にスギやヒノキなどの花粉が原因になることが多いです。
スギやヒノキは、春に花粉を飛ばすため春に症状が出る方が多いです。
 
症状は、鼻水や目のかゆみ、くしゃみ、肌荒れなど人により異なった症状に悩まされ、花粉が飛ばなくなると自然と症状は治まります。
 
アレルギーは、基本的に一旦起こりだすと治す方法はないですが、対策はあります。
ここでは、花粉症のメカニズムについて解説していきます。

1.花粉(スギ、ヒノキなど)が目の粘膜や鼻粘膜に付着

2.マスト細胞からヒスタミンなどの物質が分泌される

目の粘膜や鼻粘膜の中には、マスト細胞と呼ばれる細胞が存在しており、免疫反応を担当しています。
花粉が粘膜に付着したため、花粉を追い出すためにマスト細胞から、ヒスタミンやトロンボキサン、ロイコトリエン、PAFなどの物質を分泌します。
 
特にヒスタミンは、かゆみ物質なので花粉症のかゆみはヒスタミンが原因と考えていただいて構いません。

3.ヒスタミンなどの物質が、目の粘膜や鼻粘膜の中の神経や血管に作用する

マスト細胞から分泌された、ヒスタミンなどの物質が、目の粘膜や鼻粘膜の神経や血管に働きかけます。
まず、知覚神経にヒスタミンが作用しかゆみやくしゃみを起こします。
知覚神経は、分泌腺にもつながっており、神経が刺激されると涙や鼻水が多く分泌されます。
 
加えて、血管にもヒスタミンなどが作用し、粘膜に炎症反応が起こり、充血や鼻づまりを引き起こします。

4.花粉症の症状が現れる

花粉症は治るの?

花粉症は、アレルギーのため基本的に治ることはありません
ただ、免疫反応を抑えることが出来れば、症状は軽くなることもあります。
また、現在は薬も多く開発され抑え込むことが簡単になっています。
 
基本的に治ることが無いと申しましたが、
年を重ねるとアレルギーが無くなったと聞くことはないでしょうか?
実はアレルギーは治ることがあるんです。
なぜかというと、アレルギーは免疫反応のため、免疫自体が弱ってくると反応しなくなってくるのです!
つまり、高齢になると免疫が弱くなりアレルギー反応が起こりにくくなっていくというわけです。
花粉症やアレルギーに関してはこれでいいのですが、同時に細菌やウイルスへの抵抗力は弱くなっているため、あまりうれしいことではありません。
悩ましいものですね・・・

花粉症の対策

花粉症の症状が出ている状態で日常生活を過ごすのは、大変不便ですし、支障が出てきてしまいます。
そんな症状を何とか抑えるための対策を、ここでは紹介していきます。

マスクや眼鏡を着用する

花粉症でお困りの方は、ほとんどの方がされているとは思いますが、物理的に花粉が入ってくるのを防ぐ方法は一番効果的です。
近頃は花粉症対策グッズが、100円ショップでも手軽に手に入れることができます。
ひとまず、マスクとメガネを付けてみてください。
 
また、メガネをするとかゆくても手軽に目をかけなくなるのも良いポイントです。
目をかいてしまうと、粘膜が傷つき他の感染症に罹るリスクが増加してしまいます。
 
家の中でマスクや眼鏡をするのは、不便と思いますので、その他の方法も紹介します。

こまめに掃除をする

外出から帰ってきたときやドアを開閉した時など花粉は家の中に侵入します。
侵入した花粉は見えませんが、空中に浮遊したり、地面に落ちたりしているので、掃除機や掃除シートでこまめに掃除を行うと花粉自体の数が減り、症状が出にくくなります。
 
掃除の時間としておすすめなのは、起きた直後です。
空中に浮遊した花粉が落下するまでには時間がかかり、人が活動しているとどうしても巻き上げてしまいます。
起きた直後であれば、浮遊している花粉は少なく、掃除機をかけるだけでもかなりの花粉を減らすことができます

空気清浄機を利用する

空気清浄機で部屋の空気を清潔に保つことで、花粉症は大きく減らすことができます。
花粉の時期は玄関先やリビング、寝室など各部屋に空気清浄機を設置すると、空気中の花粉はかなり減ります。
 
フィルターの掃除も定期的に行い、しっかり花粉症対策を行いましょう。

花粉症の薬を飲む

花粉症には、アレルギー症状を抑える薬があります。
 
薬にも種類があり、
・化学伝達物質遊離抑制剤
・抗ヒスタミン薬
・抗ロイコトリエン薬
・ステロイド薬
などがあります。
 
どのお薬も花粉症の症状を軽減してくれるもので、一般的に手に入るアレグラなどにも含有されています。
基本的には、どのお薬にも抗ヒスタミン薬が含まれており、これが花粉症の薬を飲んだ時の眠気を引き起こします
そのため車の運転をする前などは、眠気が強くなるため服用を控えましょう
 
薬は花粉が飛ぶ二週間ほど前から服用しておくと、花粉症の症状が抑えられると言われております。
毎年症状の強い方は、症状が出るしばらく前から飲むことをおすすめします。
 

漢方を服用する

花粉症には、漢方が効くと耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
花粉症に有効と言われている漢方は、『小青龍湯』といいます。
 
小青龍湯は、鼻水や鼻づまり、たん、くしゃみ、咳などの症状でお困りの際に用いられる漢方です。
 
私も服用しており、その効果を身をもって体感しており、鼻をかみすぎて鼻の周りの皮がめくれてしまうことが無くなりました(^▽^)/
 
漢方もお薬と同じで、花粉症の症状が現れる前から服用しておくことで、より効果を発揮してくれます。

鍼灸を受ける

鍼灸で花粉症の症状を抑えるツボを刺激することで、くしゃみや鼻づまりなどの症状を軽減することができます。
 
体内の健康を保つことで、花粉症の症状が軽減することもありますので、鍼灸に関しては年間を通して続けておくと翌年の花粉症も軽減されます。
 
身体にはあらゆる場所にツボがあり、一見関係なさそうな臓器のツボを刺激すると、花粉症が治まったケースもありますので、日ごろから健康を保つようにしましょう。

手術を受ける

花粉症は、手術をする方法も存在しております。
 
鼻の粘膜を焼き切る方法や神経を切断する方法などがあり、ここでは詳しく話しませんが、「花粉症 手術」で検索していただくとたくさん出てきます。
手術にはもちろんリスクもついてきますので、よく調べてお医者様としっかり相談して決めてくださいね☆

まとめ

花粉症は、ある日突然症状が出始めることもある病気です。
命に関わるものではないので、見過ごされがちですが、しっかり対策を取り、快適な春の陽気を楽しんでいただけると幸いです。
 
彦根市の鍼灸マッサージ院である、はり・きゅう・マッサージ院 翔では、鍼灸や骨盤矯正を中心に患者様のお悩みに合わせた施術をオーダーメイドでしていますので、なんでもご相談ください。
花粉症やアレルギー性鼻炎に関するご相談はもちろんの事、助産院NORIKOと提携しておりますので、女性特有のお悩み、子ども特有のお悩み、妊娠、出産、産後のお悩みにも対応いたします。

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